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ドイツサッカー連盟スポーツ裁判所は火曜、週末に行われたブンデスリーガにおける退場に関する処分の判断を明らかにした。まずグラードバッハ戦にてロスタイムにピエロ・インカピエが、トップスピードで抑えが効かなくなった状態で、相手MFユリアン・ヴァイグルと激しく交錯。当時ヴァイグルは「かなりの衝撃」を感じ大怪我への不安もよぎったが、その後に打撲のみで済んだことが判明。その一方でこの試合ではアシストをあげるなど上々のパフォーマンスをみせていたインカピエについては、これが今季最後のシーズンの試合ということになり、ドイツサッカー連盟より3試合の出場停止処分が言い渡されている。ちなみに21歳131日目にして、ブンデス3度目の退場というのはブンデス記録。また1シーズンで3度退場処分を受けた選手は、過去に8選手しかいない。
アウグスブルクのウドォカイには1試合、フライブルクのヘフラーには2試合の出場停止
またボルシア・ドルトムント戦にて前半38分に相手FWドニエル・マレンを意図的に妨害、ファウルで緊急停止したとして退場処分を受けていた、FCアウグスブルクのフェリックス・ウドゥオカイに対してドイツサッカー連盟スポーツ裁判所は「ゴールチャンスの明白さ」を考慮して1試合のみの出場停止処分とする判断を下した。そのため同選手は来季の開幕戦からは再びオプションということになる。またヴォルフスブルク戦にて相手選手ルカ・ヴァルトシュミットをロスタイムに、ラフなファウルで転倒させていたSCフライブルクのニコラス・へフラーに対しては、ドイツサッカー連盟スポーツ裁判所は2試合の出場停止処分とすることを判断。そのためこちらについては今季のブンデス最終節のみならず来季の開幕戦でも欠場ということになる。