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 週末に行われたヴェルダー・ブレーメン戦において、右肩を負傷していた1.FCケルンのシュテッフェン・ティッゲスだが、火曜日にバウムガルト監督は「あまり芳しくない。最初に思っていたよりも多くの損傷が確認されており、最初のアクションで肩を脱臼してその後は問題を抱えながら試合を続けたのだが、まさここまで重傷であったとは想定外で手術が必要なんだ」と明かした。

 なおクラブ側によればランニング開始までに4週間ほどが見込まれているとのことで、チーム練習に関してはその後の判断ということに。「おそらくは全ての準備期間のトレーニングに参加するということはできないだろう。ただそれでもドイツ杯や、リーグ戦での開幕に向けて、チーム練習に復帰していくことを考えている」と指揮官は説明、特に昨夏にドルトムントから加入するも、足首の負傷で出遅れており、「あの時は全然準備期間に参加できなかったから」と前向きに語った。

ドルトムント優勝をアシストできれば金銭的メリットも

 その一方で最終節バイエルン・ミュンヘンと対峙するFCケルンは、結果的に現在勝ち点2差でバイエルンを抑え首位にたつ、そのドルトムントの優勝をアシストすることが可能なのだが、実はそれには金銭的なメリットも生じる模様。地元紙エクスプレスによると昨夏に移籍したアンソニー・モデストの契約に、ドルトムントが優勝した場合には数十万ユーロ規模のボーナスが付随しているようだ。