©︎IMAGO/AFLOSPORT

 先日に行われたアルメリア戦では見事決勝点をあげる活躍を披露、今季二桁得点に大手をかける9得点目をマークするなど、いまや水曜夜にもチャンピオンズリーグ出場権を獲得するレアル・ソシエダの飛躍に、トップパフォーマーの1人として大きく貢献している久保建英。

 2011年から2015年まではFCバルセロナのユースチームで過ごし、2019年夏にレアル・マドリードへと移籍した日本代表MFだったが、昨夏にレアルを後にすることを決意。「今季はリーグでの自分の立場を確立しなくてはいけない、たぶんラストチャンスになると思っていました。自分を示したかったし実際にできたと思います」と胸を張る。

 レアル在籍中にはビジャレアル、マジョルカ、ヘタフェなどレンタル移籍を繰り返し、2年でラ・リーガ94試合で6得点にとどまっていたが、今シーズンでは33試合に出場して9得点4アシスト。それは1年前に手放したレアル・マドリードの目にも留まるほどのアピールとなっており、カルロ・アンチェロッティ監督は「我々はタケのことを、みているよ」と語った。