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 ユベントス・トリノとイタリアサッカー協会のスポーツ裁判所は、ビアンコネリがさらなる減点を免れるものの、給与支払いに関する不正行為により71万8000ユーロの罰金を支払うことで合意に達した。その理由となったのはコロナ禍後、選手と4カ月分の給与免除で合意したとの公式に発表しながらも、その後に支払うことを密約。これによりクラブは71万8000ユーロの罰金を支払うことになる。

 またこれとは別にユベントスでは、何年も前からに一部のプロ選手に意図的に虚偽の市場価値をつけたと告発され、2018年、2019年、2020年だけでも、クラブのバランスシートは1億1500万ユーロも盛られたとされることから、先週に勝ち点10を剥奪する判決を下されており、不服申し立てを行わないことを確約。なお現在7位につけるユベントスはヨーロッパ・カンファレンスリーグ出場圏内に位置しており、また最終節の結果次第ではヨーロッパリーグ出場権の獲得も可能性がある。