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リオネル・メッシとパリ・サンジェルマンは2年を経て、再び道を分つことになるようだ。少なくともクリストフ・ガルティエ監督は記者会見でそのように発表しており、アルゼンチン代表は今週末パルク・デ・プランスでの最後のプレーに臨むことになるという。土曜日のクレルモン戦を前に、指揮官は「サッカー史上最高の選手を指導するという特権」が「今回の試合が最後となる」と説明。父親のホルヘ・メッシは、「リオネルがPSGとのリーグ戦を終えるまで、決断は下されない」と明言していたことからも、日曜日からその時間がもたれることになるだろう。

 在籍期間中にクラブシーンではラ・リーガ優勝を2回(57試合、22得点)、フランススーパーカップを1回を果たしたリオネル・メッシは、今冬のカタール・ワールドカップではアルゼンチン代表として悲願の優勝を達成するなど、大きな成功をおさめたシーズンとなっており「いい形で送り出したい」とガルティエ監督。改めて今季も「重要な選手」とも強調しているが、ただ移籍先としては古巣バルセロナでラポルタ会長がファンに模索を約束、シャビ監督も話し合う用意を示している一方、サウジのアル・ヒラルからは5億〜6億ユーロの2年契約を提示されたと言われているところだ。