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 モロッコで発生した地震を受けてリベリア代表との中止したモロッコ代表は、そのサポートにあたるために献血活動を行ったことを発表。同代表のインスタグラムにて選手たちの腕に針が刺され採血されている様子が写しだされており、その中にはワリド・レグラギ監督の名前も含まれていた。

 「いまの僕たちがすべきことは、危機的状況にある人々のために血液を提供することだ」と、元ドルトムント(現パリ・サンジェルマン)のアクラフ・ハキミは訴えており、「献血はできる限り多くの命を救うため、僕たちみんなの責任なんだ。ぜひみなさんのご協力を!」とコメント。今回の代表による活動前にも同選手は、「同じ国の仲間たちが非常に困難な状況に陥っている。1人でも救うために今こそ皆で立ちあがろう」と結束を訴えている。

 モロッコ内務省は土曜日の午後、少なくとも1204人が負傷したと発表。また欧州サッカー連盟(UEFA)は、モロッコで発生した地震の犠牲者に対し、同連盟が管轄するすべての国際試合およびクラブ試合で1分間の黙祷を捧げると発表。弔意の表明は日曜日から9月21日まで行われ、「欧州サッカー界の思いは、この困難な時期にあるモロッコの人々とともにある」とUEFAは宣言した。

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