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 長年にわたり欧州を舞台に活躍を続けてきたリオネル・メッシが、この夏からはアメリカへと移りMLSのマイアミ・インテルにてプレーしているところ。それは欧州におけるリオネル・メッシに対する成功への大きな重圧からの解放を望んだ結果でもあり、これまではカップ戦での飛躍やリーグ戦4試合で1得点2アシストを記録するなど順調な推移を見せている。「もちろん勝利したいし、争いたいという気持ちは持ち続けているよ。でもこちらの方が落ち着いた生活ができているね」と、スペイン語のYouTubeチャンネル『OLGA en Vivo』のインタビューで率直にその心境を明かしたメッシは、 「プレーを楽しめているし、でもこれまでとは違うところもある。それが欧州からこちらに決断した理由であり、普段通りに練習を行ってプレーをしているけど、ただ年も重ねてきたということだよ」と言葉を続けている。

 また今回のインタビューではいつになくプライベートについて、家族との日常生活やアルゼンチン代表の友人らについて語っており、また波紋をよんでいたパリ・サンジェルマンでのブーイングに関してもコメント。フランス代表のキリアン・エムバペには大歓声が贈られながらのブーイングに、そのフランスを抑えてワールドカップの優勝を手にしたことを踏まえつつ、ただこの大会後に選手として唯一クラブからの評価が十分得られなかったアルゼンチン代表選手とも。ただしエムバペをはじめとしてパリ・サンジェルマンの選手たちとは、いまもなお良好な関係を保っていることも併せて強調。ちなみに先日のトロントFC戦にてジョルディ・アルバとともに途中交代していたメッシについては、オーランド戦での欠場も見込まれているがマルティーノ監督は「大したことではない。疲労がでているのだろう」とUSAトゥデイに対して述べた。