©︎IMAGO/Pacific Press Agency

スペイン警察はFCバルセロナが審判関係者に巨額の賄賂を支払った疑いで、ホアキン・アギーレ捜査判事の指示の下でスペインサッカー連盟審判委員会の事務所を捜索したことを、国営テレビ局『RTVE』や他のメディアなどが一斉に報じた。これは捜査関係者からの確認をとった上での報道であり、ただし、今回の捜査では特に逮捕などの予定はなかったという。

 この捜査は今年の3月から開始された、いわゆる『ネグレイラ事件」に関するもので、2001年から2018年まで審判員会の副会長だったホセ・マリア・エンリケス・ネグレイラ氏に、FCバルセロナは総額730万ユーロもの大金を振り込んでいた。捜査当局はこれらの支払いが、試合における審判の判定への便宜を図るために行われたと疑っており、一方でバルサ、そしてネグレイラ氏側も繋がりについては認めているものの、ただし、汚職に関しては否定。

 選手が審判に対して、どう振る舞うべきかのコンサルティング料であったと「普通のこと」として説明しており、また1977年から1992年までスペイン1部で審判を務めた経験ももつ78歳の元副会長自身もまた、いかなる判定や審判員の任命などにおいても決して、FCバルセロナを優遇したことはないと、インタビューの中で断言している。