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 ここのところイタリアのメディアが批判の躍起になっていた熱量と同じくらい、ACミランはパリ・サンジェルマンとの戦いで熱い戦いを演じていた。そしてホームで2−1で勝利を収めた翌日もその高揚感はクラブを包みこんでおり、『コリエレ・デッロ・スポルト』紙は「最も美しいミラン」、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』紙は一面で「ミラン、あなたは王だ」との見出しを躍らせている。

 まだチャンピオンズリーグGL突破への道のりは長いとはいえ、それでもこの死の組においてその立場を大幅に改善する勝利であったことは間違いないだろう。それはまるで2009年10月にベルナベウにてレアル・マドリードを3−2で撃破したあの日の夜を思い起こさせるよう。当時のヒーローはピルロとパトであり、今回のヒーローは華麗なオーバーヘッドを決めたレオンとヘディングシュートを沈めたクラシックなジルー。

 フランス人選手史上最年長での得点記録(37歳38日)であり、大会通算でもトップ10となったが、試合後に同選手は「前の試合ではチャンスがありながらも、なかなか得点を決めれなかった。でも決してそれで不安に駆られたということはなく、もっと正確性をもってプレーしなくてはいけないと肝に銘じそれを実践できたんだ」と分析。「こういうプレーを見せると昨季のことも思い出せるよね、ここまま続けていかないと」と意気込みをみせた。