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 マンチェスター・シティはまたしても、今度はトッテナム・ホットスパーを相手に痛み分けを演じ、これで3試合連続ドローで首位アーセナルとの勝ち点差は3にまで広がった。試合終了間際にデヤン・クルゼフスキが強烈なヘディングを叩き込み、壮絶な試合に終止符を打ったときペップ・グアルディオラ監督は、両手で顔を覆いそのまま地面に崩れ落ちる。この瞬間、昨季に悲願の三冠達成を果たしたシティは、2017年4月以来となるプレミアリーグ3戦連続未勝利が確定したのだ。

 実際にこの試合の前半でマンチェスター・シティは、幾度となく得点差を広げる機会を手にするものの、2−1以上のリードを奪うまでには至らずその詰めの甘さのツケを、結果的には土壇場での同点劇という形で高く支払う羽目になってしまった。「本当にパフォーマンス自体は素晴らしかったんだ」と試合後に語った、グアルディオラ監督。「ただサッカーとは人生を同じだよ。いくら良くても必ずしも、それに見合ったものを手にできるとは限らないものだ。多くのチャンスがあり、アグレッシブかつ集中的なプレーをみせていたというのに、リバプールの時と同じ残念な結果になってしまったよ」

 ただそんな落ち着いた指揮官とは対照的に、ハーランドは主審に対して狼狽する様子を見せていた。それはロスタイムに中盤でファウルを受けた際に、それでもジャック・グリーリッシュに素晴らしいロングボールをフィードしたものの、そこで本来はフリーとなるはずがフーパー審判員からこのタイミングでホイッスル。シティのアドバンテージを奪ってしまったのである。帰りの機内でハーランドは、ただひとこと「なんということだ・・・」と短くも、意味深な投稿。

 一方でグアルディオラ監督はそんなハーランドの反応について、「普通のことだろう」と語り、「今日マンCの選手であったなら誰もが失望する結果だったさ。それはあの審判でもね」とコメント。そこで「次の話についてだが、ミケル・アルテタ監督については、私は発言しないからね」と、11月はじめのニューカッスル戦にて、0−1と敗戦を喫した後に同監督が審判団に怒りを爆発させたことを示唆した。「まぁ、改めて写真をみてみると、厳しいよね。主審はすでにプレー続行の合図をしていた後で、笛を吹いたのだから。あのパスの後の笛は理解に苦しむよ」