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 今年の5月にボルシア・ドルトムントのスポーツ・コーディネーターに就任したばかりの、スラヴェン・スタニッチ氏が早くも退任することが発表された。クラブ側の発表では「ここ数日間の集中的な話し合いの結果、今後は別々の道を歩むことをお互いに決定した」」とし、「我々は良い関係で別れる」と強調。ただ最近とりわけクラブ内部に関する話題がメディアで浮上。

 なかでもその焦点となっているのはエディン・テルジッチ監督とセバスチャン・ケールSDを中心とする、競技部門における不協和音だ。これを受けてハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOは、地元紙ルール・ナハリヒテンに対して、「2人の間に特に意見の相違がみられているわけではないよ。ただ私が唯一、気がかりなのはこういう内部事情としていくつか、ここ数週間で公にされてきたことだ。こういうことは以前には起こらなかったことで、その理由を調べている」とコメント。

 そんな中でのスタニッチ氏の退任であり、49歳のポーツ・コーディネーターは、今年10月はじめに行われたチャンピオンズリーグ、ACミラン戦後にスタジアムのボックス席にて、テルジッチ監督への批判を展開したといわれる。現役時代ではブンデス4部相当と中心に、ブンデス2部でも44試合に出場した経験をもつスロベニア出身の元MFは、ドルトムントに参画する以前には選手エージェンシー『「projekt b』にて監督、選手へのアドバイスを行なった経歴ももつ。

ケールSD「クリスマスまでに状況を整理する」

 ケールSDは「集中的な議論を行い、その結果、このチームでうまくやっていくことができるという確信がもう持てないという結論に達した」と述べ、クラブ内での不協和音については「誰もが同じ方向を向いている」と否定。そして「我々の目標は、新年までにシーズン目標を達成するあらゆる機会を得るために、クリスマスまでに状況を整理することだ」との考えを強調した。