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 ESPNの報道によれば来週にも、キリアン・エムバペはパリ・サンジェルマンとの契約をこの夏に満了し、そしてレアル・マドリードへの移籍の意思を明らかにする予定だという。まだこのことはいずれのクラブに対しても通知していないようで、特にレアルとの移籍交渉においては2025年夏に開催される、母国でのオリンピック出場の許可が焦点の1つとなる模様。

 一方でパリ・サンジェルマン側は同選手の引き留めにあたり、年俸7000万ユーロを支払う用意さえあったようだが、しかしながら2017年にモナコから加入して以来ここまで、国内タイトルのみに終始してきたフランス代表のタイトルへの欲求を凌駕することはできなかったようで、レアル側はおそらくは半分ほどのサラリーで迎え入れることになる模様。

 特にレアル・マドリードでは同じフランス代表のフェルランド・メンディ、エドゥアルド・カマビンガ、オーレリアン・チョアメニら、将来性豊かなエキサイティングな布陣が構成されており、また昨夏にボルシア・ドルトムントから移籍しチームを牽引する活躍を見せる若きイングランド代表、ジュード・ベリンガムもキリアン・エムバペとの共演希望を隠し立てすることはなかった。

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補強見送ったレアル、CBが緊急事態に?

 ただひとまず今のレアル・マドリードにおける懸念材料はむしろ、アントニオ・リュディガーの状態にあるだろう。アラバやミリトンが負傷離脱する中で苦しいやりくりを強いられているアンチェロッティ監督だが、宣言通りに今冬のCB補強を見合わせて、ナチョとリュディガー、本職ではない前述のメンディやカマビンガといった体制で臨むことを決断。

 しかしその矢先にヘタフェ戦にてドイツ代表DFが負傷交代。週末のアトレティコとのダービー出場は「可能かもしれないが・・・」と指揮官は述べるにとどまっており、特にチョメアニが出場停止にあるマドリードダービーのみならず、CLにおいてもライプツィヒ戦に向けて高い代償を支払うことになったかもしれない。