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  UEFAでは木曜日に行われた会議の結果で、いくつかの規約に変更を加える投票を行った。そしてそのうちの1つは、2016年9月から会長職についているアレクサンダー・チェフェリン氏に関するものであり、就任時にプラティニ氏の後を引き継いだ時期を1期目とカウントしない事によって、2027年に行われる会長選への再選の権利が与えられたのだ。実際これは1年ほど前にFIFAにおいて、ブラッター氏辞任後に引き継いだジャンニ・インファンティーノ会長が「2期目だ」と再選を高らかに宣言していたように、これでチェフェリン体制も2031年まで続く・・・かに思われた。

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 だがインファンティーノ会長とは全く対照的に、それから程なくしてチェフェリン会長は、「私は半年前にはもう、2027年の選挙には立候補しないと決意していた。UEFAには新しい血が必要であり、もう家族をの離れた生活を長く続けたいとは思わないんだ」と説明。とりわけ「私は新型コロナウィルスや、2つの大きな戦争、そしていわゆるスーパーリーグ構想のようなナンセンスなプロジェクトに対しても、もう辟易としている」と言葉を続けている。実際のところこの規約の変更は物議を醸しており、例えばチェフェリン会長の側近であったズヴォニミル・ボバン氏は抗議のためUEFA職を辞任。ただその中でドイツサッカー連盟は敢えて賛成票を投じていた。

ルメニゲ氏が執行役員を辞任

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 その一方で執行役員を務めていたカール=ハインツ・ルメニゲ氏が任期満了で退任、その後任としてミゲル・アンヘル・ジル・マリン氏が承認された。チェフェリン会長は元バイエルンCEOに対して、「サッカー界で私はあたたから最も感銘を受けた。人として、リーダーとして、カリスマとして。サッカーのために尽くし、サッカーに愛された男だ。これからも私たちはあなたを必要とし続けることだろう」と称賛。2008年から2017年までは欧州クラブ協会の会長も務めており、インファンティーノFIFA会長は「彼が現役時代だったころ、彼は私にとって憧れの存在だった」と明かしている。