ドイツ代表FWティモ・ヴェルナーの周辺が、さらに騒がしさを増してきている。バイエルン・ミュンヘンのカール=ハインツ・ルメニゲ代表がライプツィヒを口撃、そしてドイツ代表FWの残留を希望する発言を行なったのだ。

 RBライプツィヒ側は「シーズン終了時には」、来季まで契約を残すティモ・ヴェルナーの延長、もしくは売却という明確な答えをだしたいと考えており、この期間においては様々な憶測、発言などがまだまだ飛び交うことになるだろう。そしてそれはもうはじまっているのかもしれない。

グラードバッハ戦後に 「確か彼らの名前は、ラーゼンバル(RB)だといったかな」と語ったバイエルンのカール=ハインツ・ルメニゲ代表は、「彼らに助言するなら、そこまで攻撃的に人事面に取り組まないことだね。時にはそれが正しくないこともあるんだ」と言葉を続けた。

 今回のルメニゲ氏の発言は、先週の金曜日にラルフ・ラングニック監督兼SDが「ティモ・ヴェルナーを2020年に移籍金なして売却するオプションはない」と明言したことにあり、さらにレッドブル創業者ディートリヒ・マテシッツ氏も、先日のF1スペインGPにて「決して安くはない」とスイスのブリック紙に対してコメント。

 「この世界で長くやってきた人間として」ルメニゲ代表は、「ライプツィヒのようにあそこまで攻撃的に移籍に取り組むことは、チームのメリットに果たしてなるものかね」と苦言を呈した。

 確かにライプツィヒ側としては、もしもヴェルナーとの延長を果たせない場合、ヴェルナー自身が移籍を納得できるクラブの中でできる限り好条件の移籍金で売却したいところであり、そしてこれらの発言を受けて周囲が加熱していることもまた確かではある。来季までの契約満了では、無償で手放すことになるのだ。

 一方でそのバイエルンは、そのヴェルナーの移籍先として有力候補と目されているところであり、すでにヴェルナーの代理人を務めるカールハインツ・フェルスター氏と、ヴェルナーの移籍で合意に達しているとの噂も。

 だがライプツィヒ側は選手自身はまだ結論を出しているとはみておらず、オリヴァー・ミンツラフ代表は「ヴェルナーにバイエルンは手出しはできないはず」と指摘。「ティモはうちの選手だから話し合うことはできないはずだ。FIFA規約に彼らも準じているだろうからね。だから話し合いが行われたとは思っていないよ」との考えを示した。