ボルシア・メンヒェングラードバッハにおける、マックス・エベールSDが進める長期プロジェクトは順調にその歩みを進めている。守護神ヤン・ゾマー、元ドイツ代表クリストフ・クラマーとの両ベテランとは2023年まで、フロリアン・ノイハウスやラシュロ・ベネシュといった若手とは2024年まで、主力選手との長期契約を結ぶ事に成功。

 またマティアス・ギンターとニコ・エルヴェディ(延長オプション行使時)、そしてその活躍から欧州中のクラブより注目が集まっているデニス・ザカリアについては、グラードバッハは2022年までの契約を残しており(例外条項無)、決して今夏に売却への判断を迫られているわけでもない。

 ただそれでもビッグクラブからの触手に対して、それに抵抗するような術はないだろう」と強調したエベールSDだが、「もしもチャンピオンズリーグ出場を果たすことができれば、デニスが来年も引き続きグラードバッハでプレーする可能性は非常に高い」と説明。さらに延長に向けて「出来る限りのことを尽くす」と宣言した。
 
 現在、グラードバッハはブンデスリーガにおいて、ドルトムントを上回り首位と勝ち点2差の3位につけているところ。なお2位のバイエルンとの差はわずか1となっており、ヨーロッパリーグ出場圏内となるレヴァークーゼンまでは、勝ち点差4。来季も戦力を失うことなく、CLシーズンに突入して、更なる飛躍へ。グラードバッハの構想は着々と歩みを進めている。

 その一方でエベール氏は、今冬の補強について行わないことを明言。「夏にタスクは終えてしまったよ」と胸を張っており、今冬の移籍はバイヤー、ビジャルバ、ポウルセンら若手選手のレンタル移籍のみ。いずれも買い取りオプションはなく、半年の武者修行での成長を見守るところだ。