火曜夜に行われたブンデスリーガ第32節、ヴェルダー・ブレーメン戦にて敵地で1−0と勝利をおさめたバイエルン・ミュンヘンは、リーグ戦を2試合残してブンデスリーガ8連覇を確定させた。最終節で決着をみた昨季と同様に、今季の前半戦もRBライプツィヒが首位で折り返す波乱含みのシーズンとなったが、ニコ・コヴァチ監督からシーズン途中にバトンを受けたハンジ・フリック監督就任以降、バイエルン・ミュンヘン号の歯車はうまく噛み合うようになり、リーグ戦再開後に行われたドイツ頂上決戦ドルトムント戦を1−0で制して勝負あり。勝ち点差は7にまで拡大し、リーグ優勝の大勢を決めた。

 それでもドルトムントは週末に行われたデュッセルドルフ戦にて、終了間際のハーランドのゴールにより何とかバイエルンの第31節での優勝は阻止したものの、最終的に火曜日には自力で王者がクラブ史上30度目となるブンデス制覇を、8連覇という形で成し遂げている。なお国内二冠をかけ、7月4日に行われるドイツ杯決勝にもバイエルンはコマを進めており、さらにその後にはチャンピオンズリーグでの戦いも控えているところだ。


 この日決勝弾をあげたロベルト・レヴァンドフスキは、試合後「これは特別なことだよ。ファンが不在という中だと、少し複雑なものさ。雰囲気が味わえないし、ファンたちの歓喜の声も聞こえないのだから。それでも僕たちは優勝を確定させることができて嬉しい。長い戦いだったよ」と、スカイに対してコメント。カール=ハインツ・ルメニゲ代表は、「疑問の余地なく、だれも望まない形での、特別な環境下でのシーズンとなってしまった。できることなら、これが最後であってもらいたいものだよ」と述べ、「フリック監督と小0知人、そして選手たちは、このような困難な中で見事な後半戦での戦いをみせてくれた。それはただ勝ち点や得点の数だけで言っているのではない、その戦いぶりについても言えることだよ」と、言葉を続けている。