今冬にバイエルン・ミュンヘンは、右サイドバックのバックアッパーとして、レアル・マドリードからアルバロ・オドリオソラをレンタルにて獲得したのだが、しかしながらその投資が期待値を上回るものではないと知るのに、さほど時間はかからなかった。

 そのデビュー戦となったドイツ杯ホッフェンハイム戦にて、終盤に途中から出場した同選手だったのだが、しかしながら自身のミスの影響もあって、4−1から4−3とあわやという試合展開を露呈する結果に。そして唯一の先発出場となった、最下位パダーボルンとの試合でも、オドリオソラはkicker採点5と精彩を欠くことに。

 結局その他の出場は、デュッセルドルフ戦で圧勝を収めた試合の後半62分からの投入で、ただすでに5−0という状況にありながら、相手を圧倒するような戦いぶりはピッチでみられていなかった。即戦力が期待されここまで出場機会を得られていないバイエルンの選手としては、スラヴォミール・ウォイチェホフスキ(2000/01)、ランドン・ドノバン(2009)、セルダー・タスキ(2016)を思い起こさせるもの。

 ただすでに優勝が確定して臨む最終節にあたって、バイエルン・ミュンヘンのハンジ・フリック監督は、アルバロ・オドリオソラを「間違いなく、先発起用することだろう」と、ヴォルフスブルク戦を前に明言。キミヒとノイアーに次ぐ出場試合数を誇ったパヴァールへの休養という意味合いもあるが、オドリオソラにとっては批判の声に一矢報いるパフォーマンスを披露したいところだ。