鎌田大地の動向は、9月を迎えた現在になってもなお、いまだ不透明な状況が続いたままだ。当初マネージャーを務めるフレディ・ボビッチ氏は、7月中にも延長を結べる見通しを明かしていたものの、ここまで全く音沙汰なし。

 その一方でアイントラハトとしては、契約が満了する来季にフリーで手放すような考えはなく、延長を結べなければ10月5日までの開かれる今夏の移籍市場のうちに行動へと移さなければならないだろう。時間は差し迫っている。

 正直なところ鎌田大地が、ここまで躊躇するということは意外なことだ。いまだコンスタントにパフォーマンスを発揮できていない中で、敢えてさらに激しい競争、そしてライバルたちが待ち構える移籍先を探しているのだ。

 「私は大地が、このフランクフルトで手にしているものを、しっかり理解していると思う。またその逆も然りだ。」と語ったヒュブナーSDは、自信をもって「必要なのは期待をかけてくれる指揮官。ヒュッター監督は不振のときも、大地にそう接してきたんだ。ヒュッター監督は大地の力を信じている。そしてそれが差を生むと、私は信じている」と言葉を続けた。 

「コスティッチ、ヒンターエッガーも残留するだろう」

 その一方で移籍の可能性が取り沙汰されているフィリプ・コスティッチについては、「求められる選手ではあるが、ただうちが考えられるようなオファーはない」とコメント。「コロナ危機により特別な状況だ。多くのクラブが待ちの姿勢にあるし、実際に彼はここが居心地よく過ごしているし、特にこれといったオファーがなければこのままいることは考えられるよ」

 またマルティン・ヒンターエッガーについても「ここの居心地の良さを繰り返し強調しているし、過去にも多くのオファーに断りを入れているほどだ。良い選手だから問合せは絶えないだろうが、はっきりと来季もここに将来を見据えていると言っている」と明かしている。