2014年からアイントラハト・フランクフルトにてプレーしている、長谷部誠。様々な観点から今シーズンは、同選手にとってもラストイヤーになるのではないかとも目されていたのだが、しかしながら今はむしろ、今季いっぱいまで残される契約の延長の話題が再浮上している。

 ブンデスリーガ最年長選手として、今年の1月18日で37歳の誕生日を迎える同選手については、誰もがこれが最後のシーズンとなることを想像できたことであり、9月に本人も具体的に意識をしていたわけではないが「もちろん、これがブンデスリーガ最後のシーズンとなる可能性は想像できるものです」とコメント。

 しかしながら木曜日に行われた記者会見の席にて、アディ・ヒュッター監督は「誠はアイントラハト・フランクフルトにとって、そのプレー面でのクオリティのみならず、その人間性という点においても、いてくれて本当に良かったと思わせる選手。今度の夏のことについては、首脳陣と確実に話をすることだろうが、ただ現状を見る限り私ならば、3月には考えをまとめるべきだと言えるだろうね。」と語った。

 最近では今季好調のバイヤー・レヴァークーゼンを相手に、長谷部誠は走力が求められるボランチにて、今季ここまで最高のパフォーマンスを披露。この役割においても、十分にオプションであることを再認識させている。「彼を見ていると、年老いたウサギ(ドイツ語でウサギ=HASE)が、まるで若々しいウサギにみえてしまう。それだけ彼は精力的に走るし、非常に良い動きをみせ、高いレベルのプレーをみせているからね」と、指揮官。

 そしてフランクフルトが仮に、延長という結論に達したとしても決して誤りとは言えないだろう。元日本代表主将は、サッカーへと全てを捧げる、プロとして模範的選手であり、「まだハングリーさを感じている。もしも満足感を感じてしまうようなら、その時はやめたほうがいい」と9月にコメント。それをできることならそれは、今シーズンのように無観客試合の中ではなく、大観衆の中で飾ることができれば・・・。ただそういったロマンチックな想像は、プロの世界では二の次、三の次のテーマではあるのだが・・・。