確かにバイヤー・レヴァークーゼンのルディ・フェラー競技部門取締役は、現状に決して満足はしていない。「今は、うまく行かないところが、非常に多く見受けられる」とコメント。「事実として、我々は有望出会ったにもかかわらずELで敗退を喫し、ドイツ杯では4部のクラブを相手に敗退を喫し、そしてリーグ戦では年越し前の貯金でやりくりをしている状況なんだ」

 最近11試合で手にした勝ち点はわずか9、早期の改善を切望するフェラー氏ではあるものの、その一方でペーター・ボシュ監督の進退問題については「ナンセンスだ」と一蹴。週末に迎えるボルシア・メンヒェングラードバッハとの、CL出場権をかけた直接対決が、「最後の試合になるようなことはない」と明言した。

 その一方でそのグラードバッハもまた、来季よりローゼ監督がドルトムントへと移籍することが発表されて以降から不振へと陥っており、先日にはそのドルトムントにドイツ杯準々決勝で敗退。逆にレヴァークーゼンの不振の理由について、フェラー氏は「長期離脱選手があまりに多かった。これは経験したことのないものだ」と指摘。「それはあまりにも痛いものだ」と語っている。
 
 そのため早期の改善を求める中で、「決して一朝一夕でいくようなものではない」こともまた認識しているが、ただこのような危機的状況にも「崩壊の兆しはみえていない」ことは希望を与えるものであり、それ故にレヴァークーゼンが引き続き、ボシュ監督へ好転へ導く機会を与え続けていくことは、むしろ前提条件だともいえるだろう。