土曜夜に控えるブンデス首位攻防戦、バイエルン・ミュンヘン戦において、RBライプツィヒではダヨ・ウパメカノへの出場にまだ期待を抱いているところ。右大腿筋へ負傷を抱えるフランス人CBは、水曜午前の2部練習のうち半分に参加。この状況は膝に負傷を抱えるコンラッド・ライマーも同じであり、さらにライプツィヒの守備陣ではアンヘリーノ(大腿筋の問題)の出場の可能性が厳しくなっている上、隔離中のマルセル・ハルステンベルクの出場も未定となったままだ。

 そのためユリアン・ナーゲルスマン監督は守備陣の起用法について頭を悩ませることになり、特にウパメカノ、ハルステンベルクの両CBが不在となった場合にどう対処していくのか?候補となるのは、昨季に膝の手術により長期離脱していた元主将、ヴィリ・オルバンだ。今季は再び安定したプレー(kicker採点2.92)を見せており、運動能力に長け、タックルやヘディングの技術、さらに攻守に渡る冷静さからも、高い信頼をおける選手。得点力もチームのCB陣の中でピカイチだ(4得点)。
 
 もう1人の候補がナーゲルスマン監督の下、若手時代にプレーしていたセンターバックで起用されるようになった、ドイツ代表SBルーカス・クロスターマンである。その強みはその圧倒的なスピードであり、精力性も兼ね備え、身体的にも187cm、88キロと逞しさをもつ。またプレー自体についても信頼性が高いが、ただ技術的な部分、空中戦に関してはまだ改善の余地があるだろう。

 また股関節の負傷が長引き、さらに足首の負傷も手伝って、今季はあまり出場できていないイブラヒマ・コナーテも候補の1人。ナーゲルスマン監督も、その「大きな才能」を高く評価するも、厳しい日程調整の中でなかなかリズムを与えることができなかった。最近ではリヴァプールからの関心が寄せられる大型DF(194cm、95kg)は、スピード、タックルなどの圧倒的なフィジカルが魅力。ただしポゼッションとビルドアップ時の冷静さに問題も抱える。
 
 コナーテと同じくフランス出身のノルディ・ムキエレも候補であり、そしておそらくこの中でもっとも完璧なトータルパッケージを有した選手だとも言えるだろう。ムキエレはスピード、身体能力(187cm、84kg)、タックルとヘディングでの強さ、俊敏性、ビルドアップ能力などに長けており、ライプツィヒでは主に右SBとしてプレーしてきた元フランスU21代表は、時に荒々しさもみせたが着実に進歩をみせ、全体的に安定感が増してきたところだ。