この夏のユーロ2020を最後に、15年間に及んだドイツ代表監督の座を退く決断を下した、ヨアヒム・レーヴ監督。その後任を務める人物がいったい誰なのか?その有力候補の1人として、バイエルン・ミュンヘンのハンジ・フリック監督の名前も浮上したが、土曜夜にTV局スカイとのインタビューに応じた役員、オリヴァー・カーン氏は「ここ数週間で数回ほど話をしたが、彼がそこまでその事を意識しているようには感じなかったね」と語った。「むしろ彼はバイエルンのことに100%集中している。」

 そしてカーン氏もまた、今はとにかく今シーズンの戦いへと集中することが、フリック監督にとっても「最も重要なこと」と考えており、「実際に彼はそうしていると思う」とも強調。ただそれと同時に、今シーズン以降について話が及ぶと、カーン氏は言及することを避けた。ただドイツサッカー連盟では既に、クラブとの契約下にある指揮官の招聘には動かないことを発表。フリック監督との契約は2023年まで残されている。

 またその一方でバイエルンでもう1つのホットな話題、ジェローム・ボアテングの代表復帰の可能性について、ウリ・ヘーネス名誉会長が否定的な見方を示したのに対して、ハンジ・フリック監督はボアテングへの支持を表明したが、カーン氏は「ジェロームは32・3才で、すでにフィジカルの問題を何度か抱えた経験をもつ」ことを挙げつつ、「彼もまた今季のクラブでの戦いに集中すべきだ」と語った。「最終的にはレーヴ監督が決めることだよ」