CL連覇の夢はフランスの首都パリで潰えた。チャンピオンズリーグ準々決勝パリ・サンジェルマン戦において、初戦で圧倒するも代表参加で負傷したレヴァンドフスキ不在の影響を大きく受けて2−3で敗戦、続く2戦目では1−0で勝利するも、アウェイゴール差により敗退確定している。

 初戦でフリック監督就任以来初のCL敗戦を喫していたフリック監督は、試合後「2試合ともに、我々の方が相手よりも上回っていた。選手たちは褒めてあげないと」とコメント。ただそれでも「初戦の時ほどの怖さはなかった。ゴール前での最後の一押しが足りなかった」とも指摘。

 確かに前述のレヴァンドフスキの不在に加え、その代役が期待されていたセルゲ・ニャブリまでもがコロナ感染で2試合とも不在だった影響もあるだろうが、例えばロスタイムにリロイ・サネのクロスがナバスにインターセプトされた場面について、「彼自身で決めにいくべきだったかもしれない」との見方を示した。

 さらに苛立ちは主審を務めたのダニエレ・オルサト審判員にも向けられ、トーマス・ミュラーは「倒れたり、叫んだりしたりすることに巻き込まれた」結果、「プレッシャーをかけることがなかなかできず、試合は中断されてしまった」と説明。「いくつか理解できないところがあった」としつつも、それでも「バイエルンは常に潔い敗者となる」と強調。「終わったことに固執し続けることは、僕たちのスタイルじゃない」と言葉を続けている。