ボルシア・ドルトムントはエディン・テルジッチ監督就任以降初となる、3連勝を1.FCウニオン・ベルリンを相手に記録した。だがその中では運も味方につけた部分があり、たとえば開始わずか12秒、エムレ・ジャンのパスミスからイングヴァルトセンによって放たれたシュートは、ポストに弾かれる以外、GKマルヴィン・ヒッツには為す術もなかったことだろう。

 そして前半25分にはドルトムントは、物議を醸す形でマルコ・ロイスがPKを獲得。さらにそれをエルリング・ハーランドが失敗するも、それをロイスが押し込んで、貴重な先制点を決めることに成功するのである。ロイスを倒したとされるウニオンのGK、アンドレアス・ルーテは「ロイスはPKを狙っていた」と振り返り、「改めて見てくれれば、きっと逆の判断が下されていたと思うんだけど。だってコンタクトが無いんだから。状況をみて、僕はそこまでいかないようにしたから」と、VAR介入にも判定が覆らなかったことへ疑問を呈した。

 さらにドルトムントではそのハーランドが再三に渡る得点機にもなかなか決めきれない時間帯が続いたのだが、今度はウニオンではマックス・クルーゼが18メートルの距離から放ったフリーキックが、マルヴィン・ヒッツの指先に当たってポストに弾かれるツキにも恵まれ、最終的にラファエル・ゲレイロがトドメを刺す形で勝負あり。「どんなに遅くったって良いんだよ、決まれば」と笑顔を浮かべたヒッツ。これで次節のヴォルフスブルクとの直接対決では、ドルトムントは自力でCL圏内まで勝ち点差2に詰め寄るチャンスを手にしている。