確かにまだフリック監督の退団が確定しているということではない。しかし後継者探しは既に始まっており、kickerが得た情報によればバイエルン・ミュンヘンは、ユリアン・ナーゲルスマン監督と接触しており、当初Sport1が伝えた通り、さらに所属先であるRBライプツィヒにも伝えている模様。だがそのラブコールに、ナーゲルスマン監督がどのような反応をみせるかは、まだわからない。

 少なくともライプツィヒとの契約は2023年まで残されており、契約には例外条項は含まれておらず、本人も「決して公で争うような事はしない」と強調しつつ、あくまで「双方にとってマッチしている」ことが大前提であると説明。一方でライプツィヒのミンツラフ代表、クレーシェSDは共にインタビューには応じてはいないのだが、あくまで来季も監督であるというスタンスは崩していなかったようだ。

 いずれにせよナーゲルスマン監督自身が、バイエルンへの移籍を希望するのであれば、バイエルンとしては移籍金の支払いを避ける事は不可能であり、2019年にホッフェンハイムへと支払った500万ユーロを優に超える金額が求められることだろう。またこれにより必然的に、フリック監督自身の今後にも大いに注目が集まることになる。今夏の契約解消にバイエルンが応じるとしても、金銭的な補償を求めることは想像できるものだ。

 一方でライプツィヒの後継者候補としては、RBザルツブルクのジェシー・マーシュ氏が考えられる。ニューヨーク時代から「RB」の名の付くクラブで指揮を執る米国人指揮官は、契約を2022年夏まで残しているところであり、ライプツィヒへの移籍に前向きとみられているところ。