ブンデスリーガ最小失点を誇る強力な守備陣をもち、自陣で受けるシュート数もまたリーガ最小という、堅守のRBライプツィヒとドイツ杯決勝で戦う、ボルシア・ドルトムント。その一方で今季のドルトムントは、エルリング・ハーランドの活躍もあり、約7本のシュートで1得点が生まれるペースで得点を量産。これはリーグ戦では順位表で2位と上回るライプツィヒを2本ほど上回るものであり、ハーランド不在時でも主将マルコ・ロイスがカバーしてみせた。

 特にドルトムントではカウンタープレス後のボール奪取数が、1試合あたり4.81回とリーグトップの数字を残しており、特にジュード・ベリンガムとトーマス・デラニーが、この部門のトップ10に名を連ねているところ。なかでもブンデス初挑戦の17歳のベリンガムについては、後半戦から総力や対人戦で印象的な活躍をみせており、チーム最長の平均総走行距離に加え、平均16回の対人戦に参加。カウンタープレス後のボール奪取数は、リーガ3番目の0.91を誇っている。

 そしてドルトムントでは1試合あたりのドリブル成功数が13.72と、1vs1の場面で3番目に多い勝利数もまた誇っており、ライプツィヒと比較して1試合あたる4回成功数で上回る。先日のライプツィヒ戦では、ジェイドン・サンチョが5回のうち4度で成功。チームメイトへスペースを確保する時間や、深い位置への侵入など、そのドリブル力がもたらす価値は高く、前哨戦となった先日のそのライプツィヒ戦では、最終的にドルトムントはライプツィヒ守備陣から3得点を奪い勝利を収めた。