ユーロ2020第2戦ポルトガル代表戦開始直前、ドイツ代表ヨアヒム・レーヴ監督は至って冷静だった。特にこの試合の前には、ジョシュア・キミヒの起用法について議論がなされてきたが、最終的には前回に続いて右サイドバックとして起用。その理由について「クロスターマンが負傷したためにオフェンス力が欠けてしまう」と説明しているように、オプションの1つとしてみられていたマティアス・ギンターの起用は、指揮官にとってはあまりに守備的だったようだ。

 また今回のスターティングラインナップについても、前回と同様に3−4−3システムを引き続き採用。メンバー外となったのも前回と同様、18歳のジャマル・ムシアラだった。「当然監督として様々なことを考える」ものではあるが、それでもフランス戦では選手たちは「闘争心をもって全力を尽くしている」姿を見せており、「いくつか」の部分では改善を求められるが、「今日はきっとうまうやれるはずだ」と前を向いた。


 「前線に十分な人数を配置することが重要であり、前線に侵入する機会がありながら下がった事が誤りなのだ。そして壁にぶつかった」のであり、今回は「危険なゾーンに言える時に、そこで一貫性を示していかなくてはならない」と強調。システムはとかく常に「変化と柔軟性」が求められるもので、最終的にものをいうのは「正確さと対人戦での勝利、警戒心などシンプルなものだ」との考えを示している。