1971/72シーズンにゲルト・ミュラー氏が記録したシーズン最多得点記録40を、およそ半世紀後に遂に塗り替えたロベルト・レヴァンドフスキが、その2021/22シーズンのドイツ年間最優秀サッカー選手賞を、2年連続で受賞した。バイエルンのフリック監督は「レヴィーの受賞は明白だった。」と称賛。一方のレヴァンドフスキは「この栄誉の大きさは分かっている。そしてこのタイトルを2年連続で受賞できるなんて滅多にないこと。だからより一層に大きな誇りを感じるんだ」と喜びを語っている。

 ドイツ年間最優秀サッカー選手賞は1960年から授与されており、最初に受賞したのは当時まだ20才だったウーヴェ・ゼーラー氏。ちなみに最多受賞者は、通算4度の選出を受けている、フランツ・ベッケンバウアー氏だ。kicker紙の運営によりドイツ・スポーツジャーナリスト協会のメンバーからの投票で選出される形となっており、今年は356票をレヴァンドフスキが獲得しており、同僚トーマス・ミュラー(41票)や、ドルトムントのエルリング・ハーランド(38)に大差をつけての選出となっている。


 その一方で、ドイツ年間最優秀監督賞は、FCチェルシーでチャンピオンズリーグを制した、トーマス・トゥヘル氏となった。昨年の受賞者であるハンジ・フリック監督(118票)を11票上回っての受賞であり、3位にはドルトムントのエディン・テルジッチ監督(75票)。ユップ・ハインケス元監督は「まったくもって賞に値する」と賛辞を送り、「彼はサッカーへと情熱を燃やし、たゆまぬ努力をもって成功を手にしたのだ」とコメント。

 トゥヘル監督は、「私は自分自身をチームプレーヤーだとみているので、この賞はチーム全体に対する大きな賛辞だと思うし、非常に感謝している。そういった点では、個人賞というところに多少の違和感も覚えるね。」と謙虚さを示しつつ、「むしろクリスチャン・シュトライヒ監督(フライブルク)や、ボー・スウェンソン監督(マインツ)の方が受賞に値するのかもしれないし、素晴らしい仕事をみせているハイデンハイムに行くべきなのかもしれない」と言葉を続けた。