1.FCケルンは火曜夕方、ヴォルフスブルクへボルナウが移籍するなど、この夏の課題となっていたセンターバックの補強へと成功した。同じブンデスリーガの1.FSVマインツ05から、ルカ・キリアンを獲得。特に今夏より就任するシュテッフェン・バウムガルト監督とは、SCパダーボルン時代に指導を受けていた関係性もあり、特に2019/20シーズンでのブンデスの活躍は他クラブからの注目を集めるものだった。

 その結果、最終的にキリアンは2020年夏、移籍金200万ユーロでマインツへと渡るものの、それ以降はなかなか出場機会を得られない苦しい立場に。今回レンタルという形で再共闘となった指揮官は、改めて「ルカは非常に才能あるCBであり、プレーの面では速さと良さをみせる選手。パダーボルン時代では共に仕事をしており、彼をここに迎えてさらに成長させていく機会を得たことを嬉しく思うよ」とコメント。

 またキリアンは「バウガルト監督が掲げるサッカーに、僕は好印象をもっているし、これからまた一緒に取り組めることを楽しみにしているところだ。そしてクラブの成功に寄与していきたいと思う」と意気込みをみせている。なおレンタル期間は今季いっぱいまで。kickerが得た情報によればレンタル料は25万ユーロで、買取オプションは付随されていない模様。

 その一方でマインツはチームの再編成に一歩前進したとはいえ、まだこの夏の売却候補は残されたまま。それが今夏にイ・ジェソンが加入し苦境に入っている、ケヴィン・シュテーガーである。さらにボエチウスの後塵も拝する27歳のMFは、現在は若手パウル・ネーベルと共に争いを展開する立場にあり、昨夏入団以降わずか539分しかプレーできていない現状を選手本人も打破したいところだろう。

 クラブ側としても更なるFWの獲得へと転換していきたいと考えているようで、先日にヘルタ・ベルリン入りが発表されたイシャク・ベルフォディルも、その候補の1人となっていたようだ。そういった苦戦も強いられる状況から、マインツはむしろ今夏での獲得を諦めて、来年冬へとスライドしていく可能性もある。