11シーズンぶりにブンデスリーガ復帰を果たしたVfLボーフムだが、しかしながら残り年内ではジモン・ツォラーを欠いて臨むことを余儀なくされた。30歳のベテランストライカーは練習中に、左膝の十字靭帯を断裂。ここまで全ての公式戦でフル出場してきた同選手だが、近々手術を受けることになるという。

 セバスチャン・シンジーロルツ競技部門取締役は、「これは言うまでもなく、非常に辛い知らせだ。ジモンは我々にプレーにおいて欠かすことのできない存在となっており、今シーズンも非常に良い状態でプレーを続けていたのだ」と肩を落としている。

 長年に渡ってケルンで活躍をみせていたツォラーは、昨シーズンではブンデス2部で15得点、10アシストをマークする活躍を披露。VfLボーフムの11年ぶりとなるブンデス復帰に大きく貢献しており、今シーズンでも先日の古巣ケルン戦、そしてヘルタ戦でも得点を決めているところだった。

 
 とりわけ先日にボーフムとの契約を、2024年まで延長していたことからも、改めてチームにおけるその重要性が計り知れるものであり、それは得意とするスピードあるプレーのみならず、リーダーシップという点においてもいえること。昨季にプレイメイカーとして牽引していたロベルト・ジュリが中東に渡ったことからも、ボーフムは昨季の攻撃の軸2枚を失ってブンデス昇格年度を戦うという意味になるのだ。

 加えて右SBクリスチャン・ガンボアが数週間の離脱へと入るため、ライス監督は急遽右サイドの前後の入れ替えを余儀なくされることに。代役候補はボックホルンだが、最近は調子が下降気味で「練習への熱量に欠ける」とライス監督は苦言。浅野拓磨は負傷から回復してまもなく、ダニー・ブルームについても同様。状態が良ければ両ウィングで違いを生み出すことができるが、実践経験の不足は否めない。