確かにクリスチアーノ・ロナウドは天賦の才を持つ選手ではあるだろう、だが彼がこれまで手にしてきた成功も、その類稀なる努力の結果であることもまた確かなことだ。『練習の王者』とも称されるロナウドが、30を過ぎてもなお2016年に炎天下の中、トレーニングジャンパーに身を包んで打ち込む姿は、今もなお目に焼き付いている。膝への負担を減らすため、脂肪を減らすことをとことん追求していたのだ。

 36歳となり12年ぶりに復帰したマンチェスター・ユナイテッドでも、ロナウドは今もなお素晴らしい肉体を誇り、疾風のごとき速さで駆け抜けてみせている。先日のニューカッスル戦で記録した時速は34,20 km/h。この試合で彼よりも早かったのは、13歳若いアーロン・ワン=ビサカ (34,59) ただ1人。さらにウェストハム戦では時速32.51km/hで、この試合でのチーム最速をマーク。加えて速さのみならず、これまでほぼ休みなくプレーし続ける、その強靭さもいまだ見せつけているところだ。