日曜日にドイツの地域・州のサッカー協会は、ハンブルクにて3日間に渡る、非公開形式の会議を実施。そこで改めて「次のドイツサッカー連盟会長は、アマチュア界から選出すべき」という明確な統一見解を確認したことを明らかとなった。さらに前任者とは異なり、命令権も持つべきとされている。シュレスヴィヒ・ホルシュタイン州協会のウーヴェ・デリング会長と南西ドイツ協会のハンス・ディーター・ドレヴィッツ氏は、日曜日の午後早くに議会を代表して、「過去の教訓から学ぶことが重要である」と説明。

 そもそもフリッツ・ケラー前会長が命令権を持たなかったことは退任前から失敗とみられ、会長発案のみ役員会からの承認が得られるべきであり、それによってフリードリヒ・クルティウス前書記長との騒動は避けられたことになるはずだ。そのためデリング氏は、首脳陣の強い結束力の必要性も訴えた。なお前副会長のライナー・コッホ氏は、自身が影響を与える存在というイメージをもたれないため選出には不参加。

ただ今回の会議では特に、具体的な候補者の提案はなされていないという。これから地域や州からの提案を集め、早期にDFLと調整。前々回のグリンデル会長をアマチュアが不意打ちで選出するような事はなく、バーデン=ヴュルテンベルク州のシェック氏が指揮をとる形で、プロからも支持されるアマチュアの代表者を選ぶことをめざすとのこと。

 なおペーター・ペータース氏はドイツサッカーリーグ機構とドイツサッカー連盟の二重で役職をもっていることから、今回の結果の連絡は最終的に受け取っており、このままであれば次期会長候補となることは厳しいだろう。本人にはそれに対して前向きな気持ちがあるようだが、しかし以前から有力候補としてみられているのは、ライン中部地方サッカー協会会長ベルント・ノイエンドルフ氏。本来は若手育成改革を議題とする今月25・6日のフランクフルトでの地域会合にて、このことが提示されるかもしれない。

 ただドレーヴィツ氏は候補者の選定に適した時期として年末を視野にいれており、連邦議会が開催される2月11日までは、まだ十分に時間が残されているところ。ちなみに前回の連邦会議では投票後、反対派が対立構造を形成していたと言われており、今回は無記名投票も許可することで多数派に牽制。対立の防止策として講じられる可能性がある。