ブンデスデビュー戦での初得点。このブンデス最年少記録となるこの快挙を、昨日のヴォルフスブルク戦で果たしたのが、身長188cmという大柄な17歳トム・ローテだ。マルコ・ローゼ監督からは「素晴らしい仕事をしてくれた。最初から試合に入って自分を見失わず、そして得点によって自信もついたのだろう。私の知る年齢の割に非常に落ついた彼の姿があった」と賛辞がおくられた。

 さらに「もちろん彼のもつクオリティはわかっていたし、しばらくここで練習もしている。昨夏の合宿にも参加するなど優秀な選手の1人だよ」と述べ、「これからも大いに期待しているよ。ユースからトップにどんどん上がってくるというのはチームにとっても良いことなんだ。」とコメント。一方のローテもまた試合後に、この日のゴール、フィジカル面、そしてドイツU19などについても語っている。

…思いがけないデビュー:「今日プレーさせてもらえたのは、本当に嬉しいよ。もちろん昨日の練習でアザールが問題を抱えてしまった(背中)というアンラッキーな、でも少し自分にはラッキーなことがあって。そして監督から先発起用という期待もかけてもらい、とても嬉しかったね。その期待に僕も結構うまく応えられたのではないかと思うよ(笑」

…先発を知ったのは?:「昨日の最終調整の後だね。それはそれで悪いことではなかったのかも。あまり考えすぎずに済んだから。でもあまりよく眠れなかったけどね。興奮してしまって。ただ数時間は眠れてたから体調面はよかったよ」

…スタジアムの雰囲気:「ドルトムントの南側のスタンドの特別さは誰もが知るところだけど、実際に自分がピッチに立ってみてみると言葉で表現しきれない気持ちになる。本当に強烈だよね」

…初得点について:「ブラントが素晴らしいボールを供給してくれて、むしろ決めなくてはいけない場面だったし、悪くないプレーをそこで見せられたと思う。それから実感するのに、2秒くらいはかかったかな。それから、あ!入っちゃったって(笑)。もちろんとてもうれしかったし、たった20分後にあんなことがあるなんで、人生は予想のつかないものだよね」

…開始からは緊張も:「まず気合を入れないと。普段プレーしているユース(U19)とはレベルが違いすぎるし、テンポが全然高い。監督からはとりあず、いくつかシンプルにボールを触っていけと。それで試合に入って行けるという感じで、10分くらいで全体的に慣れていったかな。あとは大丈夫だったよ」

…高い位置で構えるサイドバックという戦術面での対応:「それについてはコーチ陣から、かなりしっかりと情報を伝えて貰っっていたし、いきなりこれをやれ!と放り込まれたというわけではなかったから。むしろ以前にしっかりと説明をした上でのことだよ」


…ザガドゥからの指示は:「ポジショニングについて教えてもらったんだ。隣に経験豊富でプレーの仕組みに精通している選手がいてくれると助かるよね。すごく親切にしてくれた」

…更なる出場機会への希望と来季の展望:「うちにはサイドバックで良い選手がいるから。僕はまだ少し、今は気持ちを引き締めてこれからどうなっていくか、それをみていけるよう頑張って取り組んでいくことになるよ。今はユースの大会に集中しないと。来季に昇格するかとどまるかはその後にわかること。今はとにかくこの瞬間を嬉しく思っているよ」

…ドイツU19代表監督からはフィジカル面で高い評価:「練習の前でも後でも、どんどん成長していけるように常に取り組んでいる。監督からそう言ってもらえるのは、もちろん嬉しいことだよね。」