土曜夕方(日本時間25時半、スカパー!で放送)に控えるボルシア・ドルトムントとのドイツ頂上決戦では、バイエルン・ミュンヘンはライバルの眼前で、そして自らの本拠地においてブンデスリーガ10連覇という偉業を達成することが可能な状況にある。だがその一方で両クラブともにすでに欧州リーグの舞台からも、そしてドイツ杯からも姿を消しており、今回のリーグ戦が残された最後のタイトル獲得のチャンスだ。

 それでもバイエルンのナーゲルスマン監督は両クラブにおける落胆は認めつつ、「昨シーズンの同じ時期よりも、勝ち点で11上回っているんだ」と指摘。ドルトムントにおける「今シーズンは決して間違ったようなものではないし、ここ数年と比較して彼らの安定感はずっと増してきている」と評価しており、確かにドルトムント側は今回の対戦では多くの主力が不在となるものの、「良い柔軟性」と、「異なるベース」の構築を挙げている。

 実際にローゼ監督下においてドルトムントは、試合中であっても、3バックと4バックの入れ替えを幾度も行う姿が見受けられ、また「うちに対してはしばしば深く守りを固めてきて、カウンターアタックを仕掛けている。非常に守りにくいストラクチャーを用いて、そこで常に前に仕掛けてくるんだ。少し気を抜けば繰り出されてしまうよ。彼らには明確なカウンターアタックのやり方があるので、そこにしっかりと注意していかなくてはならない。」と説明。

 その上で「コンビネーションプレーという点でみれば、最高の最前線をもっているクラブの1つだと思うよ。ワンタッチでもってくるんだ」と警戒し、「これは戦術的にみて難しいタスクとなるだろう」と述べ、その一例として今年1月に行われたホッフェンハイム戦での先制点、追加点の2つの得点シーンについて言及した。「非常にいいタイミングでプレーを加速させる。いい選手たちが揃っているし、そのスピードには凄まじいものがあるよ」

【先発予想】
バイエルンの予想:ノイアー – パヴァール, ウパメカノ, エルナンデス, デイヴィース – キミヒ, ゴレツカ – ニャブリ, T.ミュラー, ムシアラ – レヴァンドフスキ
負傷etc.:O.リチャーズ (風邪), サール (復帰途中), トリッソ (筋損傷)

ドルトムントの予想:ヒッツ – ポングラチッチ, アカンジ, ザガドゥ – ジャン, ベリングハム – M.ヴォルフ, ゲレイロ – ブラント, ロイス – ハーランド
負傷etc.:ダフード (肩の負傷), T.アザール (背中の問題), フメルス (大腿筋の負傷), コーベル (靭帯損傷), マレン (腱の損傷), ムニエ (腱の損傷), モリー (膝の負傷), レイナ (大腿筋と腱の損傷), シュメルツァ (膝の負傷), S.ティッゲス (足首の骨折), ヴィツェル (風邪)