トルコ1部アンタルヤスポルにて、トップチームの監督として最初の半年間を過ごし、そして力強い飛躍をみせているヌリ・シャヒン監督は、kickerとのインタビューの中で自分を監督へと導いてくれた2人の指揮官、ユルゲン・クロップ監督と、トーマス・トゥヘル監督の名前を挙げた。

 昨年の10月に監督へと就任した時点で、アンタルヤスポルはトルコ1部スュペルリグの降格圏内間近のところに位置していた。だがその後は急上昇を果たすことになり、現時点でリーグ戦8位。先日には13試合連続無敗という、クラブ記録まで樹立している。
 
 その就任前にシャヒン氏は、自身の現役時代に最も活躍を果たした時の指揮官、ユルゲン・クロップ監督にも話を聞いていたという。そしてその時の答えというのが、「『ヌリ、君は良い人間だきっと成功する』と言ってくれてね。それが僕にとってのゴーサインとなったよ」と、kickerに対して明かした。

 シャヒン監督はクロップ監督を非常に高く評価しており、なかでもその人間性について強調。「彼との議論では時に火花が散ったり、汚い言葉が飛び交うこともあるのだけど、でも次の日にやってきて包容してくれる。それで全てが丸くおさまるんだ。だから彼は成功をおさめているのだと思うよ。」と説明。

 ただもう1人、監督就任を後押ししたのが、トーマス・トゥヘル監督だったという。ある日テストマッチに敗れた後のミーティングで、「トーマスは、準備期間だからしょうがない、という見方をする人もいて不機嫌だった。そしてジョン・テリーやプジョルらのシーンをみせて、こういう試合でも激しく守備を行うところを示していたんだよ」と回顧。

 「その時にトーマスはすごく印象的な言葉を口にしていてね。そのミーティングが終わって出てきて、僕はマルセル・シュメルツァやオリヴァー・キルヒに対して、「僕は監督になりたいと思うよ」と話したんだよ」と明かしている。