これまでFA杯では16強どまりになうなど、国際カップ戦では思うような成績を残せていなかった、リヴァプールFCユルゲン・クロップ監督。だがすでにリーグカップで優勝を果たしてそのジンクスを打破しており、さらに今回はFA杯でも決勝進出。優勝を果たすチャンスが控えているところ。そしてその相手は奇しくもリーグカップ戦と同じ、チェルシーFCだ。「ウェンブレイでの決勝がいかに大きなイベントかを実感したね」とクロップ監督は回顧。そしてPK11人目までもつれ込んだ「チェルシーは本当によく指導されたチームで、試合の全ての領域でアイデアをもっている。トーマス・トゥヘル監督がどのような布陣で臨むのか、まったく予想がつかないよ。オプションは豊富だ」と言葉を続けている。
 

 そのチェルシーの人材面では、マテオ・コヴァチッチが足首に負傷からゴーサインが出されており、最近負傷を抱えたエンゴロ・カンテについても希望が保たれているところ。その上でトーマス・トゥヘル監督は、リヴァプールとのリベンジマッチに向け「リーズでの反動による勢いもあるよ」と強調しており、「明確なプランがある」と準備は万全とみているようだ。あとは「ピッチで全力を尽くすこと、細部にまでこだわる戦いになるのだ。彼らが何か、クレイジーなことを仕掛けてくるとは思えないし、逆にそれは我々にとっても同じこと」と激戦を予想し、PK戦への準備にも余念はなかった。「ただ120分間で重圧に耐え忍んだ後に蹴るのは別の話だけどね、練習できるものではないがね」