バイエルン・ミュンヘンは、なにがあろうともロベルト・レヴァンドフスキの残留にこだわりをみせるのか?契約を2023年まで残すポーランド代表主将の去就について問われたオリヴァー・カーン代表は、地元メディアのバイエリッシェス・フェアンゼーエンに対して、「彼は我々との2023年までの契約を締結しており、それをまっとうする」との考えを強調した。「それは非常に明確なことだよ。そういうものなのだ。クラブよりも重要視される選手というのは、バイエルンには存在しない」

 優勝祝賀イベントが行われたマリエン広場では、集まったファンたちから「レヴァ、ステイ!レヴァ、ステイ!」の大合唱でファンから残留への希望が叫ばれたレヴァンドフスキだが、その一方ではFCバルセロナから提示されたとされる3年契約の締結を希望しているところであり、最終節終了後にも今夏での移籍を示唆する発言を行なっているところ。またヘリベルト・ハイナー会長もレヴァンドフスキの残留についての明言を避けていたのだが、ただウリ・へーネス会長はカーン代表と同様「ロベルトは来年も活躍してくれると100%確信している」と落ち着いた様子をみせている。 

スタニシッチは残留を希望


 今季最終節となったヴォルフスブルク戦にて、ブンデスリーガ初得点を決めたヨシプ・スタニシッチ。この1年間を改めて満足気に振り返った22歳の右サイドバックだが、それは少々意外なものといえるかもしれない。前半戦では飛躍をみせてクロアチアA代表でもデビュー。しかしながら後半戦では負傷による3ヶ月の離脱などもあり、決して思うような時間を過ごせたとはいえないだろう。加えてバイエルンは来季に向けてアヤックスから、ヌセア・マズラウイを獲得。ベンジャマン・パヴァールも含めた布陣で来季の状況はより激しさを増しているところなのだ。

 ユリアン・ナーゲルスマン監督は、それでも「ここはバイエルン・ミュンヘンなのだ。定位置争いはつきものだよ」と強調。そのためバイエルンでは特に同選手のレンタル移籍については考えてはおらずkickerが得た情報によれば選手側も前向きに捉えている模様。自信という点においてもフィジカル的な部分においても成長が見受けられており、確かに主力選手ではなくとも貴重な戦力であることに代わりはなく、またトッププレーヤーたちと日々もままれていくことは、若手選手にとっての更なる成長へとつながるものでもあるだろう。