残念ながらFCシャルケ04はブンデス復帰に大きく貢献したディフェンダーと、辛い気持ちで道を分かつことを余儀なくされた。同選手の契約に含まれていた買い取りオプション、およそ600万ユーロを支払う余裕が、今のところはまだクラブ側に残されていなかったのである。

 実際にシャルケ側は最後の最後まで、この買い取りオプションの行使を目指していた。しかしながら期限となった本日5月31日までにそれを果たせなかったことから、日本代表DFの放出を余儀なくされてしまったのである。昨夏にマンチェスター・シティから1年間の期限付きで加入していた同選手は、非常に良い働きをみせていたのだが・・・。

シャルケ側は今回の決断について「難しい決断」であり、「熟考を重ねた」と説明。シュレーダーSDは、「まだ多くのチーム編成が決定されていない現時点において、この買い取りオプションを行使することは不可能だった」と言葉を続けた。「金額的負担があまりに大きく、熟考を重ねたが設定した枠組みを超えてしまうのだよ」

 一方でセンターバックやボランチとしても優れたパフォーマンスを発揮していた板倉滉としても、きっとシャルケへの残留を望んでおり、「シャルケでプレーを続けていきたいという思いは強かったし、シャルケの人々と離れることになってしまうのは寂しいけど、シャルケの今後の多幸を願っている。本当にありがとう」とコメント。なおブンデスのクラブの約半数が関心を示していると言われ、その中にはEL王者アイントラハト・フランクフルトも含まれているところだ。