マルセル・ハルステンベルクが今季いっぱいまで残していた、RBライプツィヒとの契約を延長し、来季も引き続きザクセン州にてプレーし続けていくことが明らかとなった。先日のドイツ杯決勝後にも、最終段階に入っていた交渉は、遂にこの日に正式な発表へと至っており、2015年より在籍するディフェンダーは2024年までの2年契約にサイン。左サイドバックを主戦場としながらもセンターバックとしてもプレー可能なベテランは、これまでライプツィヒでは200試合に出場し14得点をマークしており、「今後についてここ、ライプツィヒで継続していくことが明らかとなった。本当に嬉しく思っているよ」と喜びのコメント。「第二の故郷」であるライプツィヒへの愛着を強調している。

 ただ確かに最終的にはクラブ初のタイトル獲得で締め括ることができたとはいえ、今シーズンのハルステンベルクは公私両面において苦しい時間を過ごすことを余儀なくされてしまった。両親の他界、そして長期間の離脱などを乗り越えていきながら、リーグ戦8試合、EL4試合、そしてドイツ杯3試合のみ出場。「ただチームメイトが100%サポートしてくれた。そしてクラブからは引き続き期待をかけてもらったんだ。特にそれを後半に強く感じたよ」と、ハルステンベルク。

 とりわけシーズンのフィナーレとなった前述のドイツ杯決勝は、まさにその象徴的試合と挙げることができるだろう。決戦に向けて先発起用されたハルステンベルクだったものの、後半57分にレッドカードを提示されて退場を宣告。だがそれから延長戦を含む120分まで、チームメイトたちは数的不利の中でもなんとか持ち堪えてみせ、最終的にPK戦を制してクラブ史上初タイトルを獲得。「この勝利はずっと心に残るものだし、そしてさらに大きな力を与えてくれるものだよね」と語ったハルステンベルクは、「これからも成功を求め貪欲に全力を尽くして取り組み続けていくよ」と意気込みを語った。