昨季は14位でフィニッシュ、新シーズンからはエンリコ・マーセン新監督を迎えて再起をかけるFCアウグスブルクだが、ここまでの夏季準備期間については正しい方向に向かっているという手応えを感んじているようだ。6回行われたテストマッチでは4部と5部のクラブのみから勝利をおさめる結果ではあったものの、新指揮官はむしろ満足感を示している。ただ気になるのは負傷離脱選手だろう。

 スタッド・レンヌ戦では大腿の負傷から復帰したばかりで、マーセン監督の中盤を担う存在として期待されるMF、ニクラス・ドルシュが今度は中足骨を骨折。さらにルーベン・バルガスとリース・オックスフォードという攻守の主力2選手も準備期間すべてを不参加。そのためアウグスブルクでは引き続き移籍市場に目を向けており、ヴォルフスブルクのMFエルヴィス・レジュベツァイの獲得は早かれば一両日中にもまとまる見込み。

 さらにFCポルトからトニ・マルティネスのレンタルにも迫っており、カリジュリがいる右ウィングにもkickerが得た情報では新戦力を加える考えがあるようだ。負傷がちだったフレデリク・イェンセンがここまで順調にきており、ボランチのカルロス・グルエソと左ウィングのイアゴも存在感を見せているところ。左SBではプロ契約を締結したばかりの17歳アーロン・ツェンダーがアピール、ミスもあるが可能性を示している。

 ただリカルド・ペピは1600万ユーロという移籍金に見合う活躍をみせるにはまだまだ上げていかなくてはならないところ。またGKでは期待に応えきれないトマシュ・コウベクは節約のためレンタルが見込まれるが、ラファル・ギキーヴィツは準備段階では不安定でビルドアップに苦労、そのため昨夏ホッフェンハイムから加入した21歳、ダニエル・クラインが思いのほか早くブンデスでの出場機会を得ることになるかもしれない。