地元メディアのバーデン・オンラインでは、堂安律の特集記事を掲載。まずはSCフライブルク入団にあたり、自身のファーストネームの発音について「Ritsu」としてそのまま発音するのではなく、「Litz」を読むような発音で呼ぶことのレクチャーから始まったことなどを伝えた。日本のラ行は「L」むしろ発音の方であり、そしてUはしっかりとその音を発音するわけでもないためである。

 一方で確かに堂安は英語は堪能ではあるものの、まだドイツ語は「疲れた」などこれからといったところであり、ただ「ドイツの人たちとすぐに仲良くなれる」という感覚をすでに得ていることからも、おそらくドイツ語の習得にはさほど時間はかからないだろう。ちなみにPSV時代には元ドイツ代表で同じく今季よりブンデスでプレーするマリオ・ゲッツェや、フィリップ・マックスとも良く食事にいく仲だったという。2人とも堂安の移籍を、ドイツ人指揮官ロジャー・シュミット監督と同様に喜んでくれたようだ。

 なお、そのフライブルク移籍を決定づけた理由、それはフライブルクではヨーロッパリーグが控えているため国際経験を積めるということ、更にかつては敵将として見ていたクリスチャン・シュトライヒ監督のプレーに対する考えに説得力があったためであり、そのプレースタイルこそロストから即座にカウンタープレスをかけるという、まさにシュミット監督から要求されていたものであった。また逆に「ボールを持った場合には自由に展開して、変化をつけ時には中央やサイドチェンジなど」を行なっていく。

 堂安はさっそくザンクト・ガレンとのテストマッチにて、ドリブルから切れ込んでゴールをマークしており、その様子について同紙では”まるでアリエン・ロッベンを彷彿とさせるものである”と表現、そしてそれは偶然ではなくロッベンの古巣であるFCフローニンゲン時代に、「ロッベンのトレーニング方法を知るため」彼の友人ら父親とも話をしていたことも伝えた。その後に移籍したPSVでは、途中ビーレフェルトへのレンタル移籍もあったが、昨季はカップ戦での優勝も達成。ヨーロッパリーグやヨーロッパカンファレンスリーグでも経験を積んでおり、「その経験をここでいかせると思います」と意気込みをみせている。