富山米の新品種「富富富(ふふふ)」が穂の出そろう時期を迎え、富山市婦中町下条の試験ほ場で8日、生産や販売の関係者による見学会が開かれた。県内を通過した台風5号の影響で横殴りの雨が降る中、草丈が短く、倒れにくい富富富の特徴を目の当たりにした。 富富富のブランド化を目指す県の戦略推進会議の委員ら約30人が参加した。訪れたほ場は今月1日に穂が出始め、現在の草丈は87センチ。近くで栽培されているコシヒカリより15センチほど短い。 強い雨と風を受けてコシヒカリの稲が大きく波打ったのに対し、富富富は軽くなびいているだけなのが確認できた。JA県青壮年組織協議会の大久保光太会長は「想像以上に丈が短くて驚いた」、県農業会議の鍋嶋太郎会長は「富富富の倒れにくさを実感できて安心した」と話した。 富富富の収穫は9月10日ごろを見込んでいる。