8日の全国高校総合体育大会(インターハイ)第12日は、カヌー競技で県勢の水橋が躍動した。山形県の月山湖カヌースプリント競技場であったカヌー・スプリント500メートルの女子カヤックペア(K−2)は、浦田樹里・中田舞絢(まあや)組(水橋)が2分6秒309で昨年に続き頂点に立った。 男子カヤックシングル(K−1)は、稲田直大(水橋)が2分1秒991で5位、同カナディアンペア(C−2)は、福島晴貴・平井兵馬組(同)が2分14秒416で7位に入った。 ハンドボールは準々決勝が行われ、男子の氷見は岩国工(山口)に32−28で勝利し4強入りを決めた。女子の高岡向陵は水海道二(茨城)に21−35で敗れ、ベスト8にとどまった。 柔道男子団体の小杉は、1回戦で東海大甲府(山梨)に0−2で敗れた。■残り200メートルで2段階加速 2位との差はわずか千分の4秒。カヌー・スプリント500メートル女子K−2決勝。浦田樹里(水橋3年)・中田舞絢組(同2年)は谷地(山形)のペアとの一騎打ちを制し、2分6秒309で2連覇を果たした。浦田は「プレッシャーから解放された」、中田は「先輩を優勝させることができてよかった」とそれぞれの思いを口にした。 浦田は直前に行われた女子K−1準決勝で転覆し、失格となっていた。勝って当然と思っていただけに「ダメージが大きかった」と苦笑い。中田に「次があるから切り替えて」と声を掛けられ、「絶対優勝する」と意気込んだ。 向かい風で波が荒く、苦しいレースとなった決勝。スタート後、短距離に強い谷地に予想以上に先行された。250メートル地点で艇半分ほどの差があり、「少し焦った」と浦田。それでも落ち着いてペースを上げ、ラスト200メートルと100メートルの2段階で加速した。 終盤に谷地と並び、ほぼ同時にゴール。写真判定にもつれ込んだ末の勝利に水野浩監督は「この条件で良く勝った。並大抵ではない」とたたえた。