高岡市博労小学校(同市博労本町)の卒業生の作品を保存する「ばくろう思い出館」(松本一郎館長)は13日、お盆に合わせて開館し、訪れた卒業生らが学校や地域の歩みに思いをはせた。 今回は1902年から昨年までの卒業生が描いた図画を中心に約60点を展示した。明治、大正期には手本を忠実に書き写す「臨画」、昭和期には日用品を題材にした静物画や幾何学模様のデザイン画などが並んだ。 同館は2001年、創校100周年を記念して校内に開設。卒業生約2万7千人の図画、作文、書など約3万7千点を保存し、毎年お盆と正月に開館している。作品はデジタル画像としてパソコンにも保存されている。データベース化には図画教育の研究を行う広島大大学院教育学研究科の蜂谷昌之准教授が協力している。 この日は、同校同窓会が主催した卒業生の集いが初めて開かれた。参加者は同市出身の作曲家、室崎(むろざき)琴月(きんげつ)が作った「同窓会の歌」などを歌い、和やかなひとときを過ごした。北日本新聞社後援。