19日午後4時50分ごろ、兵庫県尼崎市東海岸町のスクラップ置き場から煙が出ていると、110番があった。尼崎市消防局などによると、屋外に山積みされていた金属など産業廃棄物のほか、鉄骨スレートぶきの平屋建て倉庫(約1220平方メートル)に延焼し、20日午前0時時点で消火活動が続いている。

 尼崎南署によると、けが人はいないという。県警高速隊は、現場近くを通る阪神高速湾岸線を上下線とも時速60キロ以下に規制した。

 現場では、火災発生から3時間以上たっても黒煙が収まらず、近くで働く人らが不安そうに見守った。サイレンの音で現場に駆け付けた男性会社員(55)=尼崎市=は「高い位置まで炎が上がり、バフッ、バフッという音がするたび黒煙が噴き上がっていた」と話した。

 現場は同市臨海部にある工場地帯。