暑い日が続く中、神戸市立王子動物園(神戸市灘区王子町3)で16日、ホッキョクグマなどのクマ6頭に、好物のサケや果物が入った氷柱をプレゼントする行事があった。気持ちよさそうに氷と戯れる姿を、親子連れらが楽しんだ。

 冷たい氷に触れて暑い夏を乗り切ってもらおうと、1994年から毎年、この時期に行っている。昨年から、ホッキョクグマ以外のクマにも贈るようになった。氷柱は、市内の業者に餌を持ち込んで作ってもらった。

 ホッキョクグマは1頭で、雌のみゆき(26歳)にスイカやリンゴなどの入った重さ約130キロの氷柱4本をプレゼントした。みゆきはこれを水中に落としたり、歯で豪快に氷をかじってサケを食べたりしていた。

 母親と訪れた西宮市の男児(5)は「サケが一番好きそうだった。冷たくてうれしそう」と話した。

 氷柱はホッキョクグマのほか、エゾヒグマやウマグマなど5頭にも贈られた。(森 信弘)