神戸市兵庫区須佐野通の細い道を明親小学校に向かって進むと、足元に水玉模様が広がる。赤、オレンジ、緑…大小さまざまな水玉は、テーマパークに誘い込むかのように続く。

 同市建設局によると、「遊戯道路」という昭和40年代後半の事業。道路で遊ぶ子どもが交通事故に巻き込まれないよう、運転手への注意喚起を目的として舗装したようだ。

 周辺住民は、水玉から水玉へ飛び移って遊ぶ子どもたちの姿をよく見掛けるという。所々はがれている塗装に、地面を力強く踏みしめた姿を想像する。

 「交通安全の取り組みは時代に合わせて変遷します」と同局の担当者。今後、水玉が塗り直される予定はないそうだ。(大橋凜太郎)