兵庫県西宮市高須町2のUR都市機構武庫川団地で當麻弘美さん(83)と長女のリツ子さん(50)の遺体が見つかった事件で、甲子園署は9日、行方が分からなくなっている50代の男について、2人に対する殺人容疑で逮捕状を取った。また、2人の顔や首などに複数の傷があったことも判明した。

 同署によると、男は弘美さんの息子とみられ、8日午前6時半ごろ、知人男性に「母と妹を殺した。自分も死にたい」などと連絡していたという。同日午前7時半すぎ、知人男性からの通報を受けて駆けつけた同署員が遺体を発見した。

 捜査関係者によると、2人の遺体には上半身を中心に複数の刺し傷や切り傷があり、手にも傷が残っていた。室内からは血の付いた包丁が見つかっており、同署は9日と10日に、司法解剖して死因の特定を進める。