神前で力強く泣くことで子どもの成長を祈願する「一心泣き相撲」が11日、神戸市北区有野町有野の有間神社で開かれた。約40人の幼児が土俵に上がり、大泣きするわが子の姿に両親や祖父母らが目を細めた。

 当初は北区の有馬温泉にある湯泉神社で開いていたが、開催場所を有間神社に移してからは6回目となる。

 化粧まわしに、しこ名が入ったかぶとをかぶった子どもらは、祈とうを受けると、力士役の大人に抱えられて土俵入り。「よいしょ」の声に合わせ、四股の奉納をした。その後、泣き相撲が行われ、取組中に行司や力士に驚かされた子どもらは声を上げて泣いていた。

 生後8カ月の長男を泣き相撲に参加させた三木市芝町の会社員男性(38)は「普段はあまり泣かないが、土俵ではいい泣きっぷりでした。病気なく、元気に育ってほしい」と笑顔で話した。(篠原拓真)