兵庫県淡路市志筑の井村澄展さん(66)が手掛けた船舶模型の作品展が、同市多賀の淡路文化会館で開かれている。旧日本海軍の戦艦「大和」や海上自衛隊の新型掃海艦「あわじ」など、細やかな手仕事が光る8点が愛好家らをうならせる。

 幼少期から船が大好きだったという井村さん。小学生時代は毎日のように地元の港へ行っては、沖合を航行する船の絵を描いていたという。模型制作は木材や糸、くぎなどの廃材を活用し、7年前から取り組む。

 会場には全長180センチもの戦艦大和や、かつて阪神地域と洲本を結んだ客船「天女丸」などの力作がそろう。「あわじ」は今年4月に完成した新作。資料をもとに、船体の曲線や最新鋭の装備品にまでこだわった。

 井村さんは「無料の廃材を使って人に喜ばれる作品を作るのが楽しい。戦艦の『勇姿』と帆船の『雄姿』を楽しんで」と話す。

 21日まで。午前9時〜午後5時。入場無料。同館TEL0799・85・1391

(長江優咲)